抽出後のコーヒー粉を再利用し、世界でひとつだけのオリジナルトートバッグ作り
「コーヒー×文房具でアップサイクル!夏休み親子体験イベント」
8月23日(金)・24日(土)・30日(金)o-i STUDIOにて開催
UCCグループ ニュースリリース:
https://www.ucc.co.jp/company/news/2024/rel240808.html
UCC上島珈琲株式会社(本社/兵庫県神戸市、資本金/10億円、社長/朝田文彦、以下UCC)の展開するカプセル式ドリップコーヒーシステム「ドリップポッド」は、三菱鉛筆株式会社(本社/東京都品川区、社長/数原滋彦、以下、三菱鉛筆)と初のコラボレーションによる自由研究企画「コーヒー×文房具でアップサイクル!夏休み親子体験イベント」を、三菱鉛筆による体験型空間「o-i STUDIO」(東京都品川区)にて8月23日(金)・24日(土)・30日(金)に開催します。
UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジし、様々な事業を通してコーヒー産業の持続可能性に配慮したサステナビリティ活動に取り組んでいます。このたび、UCCが様々な取り組みを行っている抽出後のコーヒー粉の再利用・活用について、実際に生活の中でも再利用してもらえるような機会の提供として、コーヒーを通じたサステナビリティ活動をより身近に、楽しみながら学び、体験できる場にするために、今回初めて三菱鉛筆と共同で自由研究企画を行います。
三菱鉛筆は「生まれながらにすべての人がユニークである」という信念のもと、人々の個性と創造性を解き放つ「世界一の表現革新カンパニー」になることを、ありたい姿2036(長期ビジョン)として掲げています。身近な“コーヒー”という素材を創作活動に取り入れるとともに、創作活動を通じて改めてサステナブルな社会を意識していただくことで、新たなアイディアの発見や自己表現の場を提供します。
本イベントでは三菱鉛筆が提供する水性サインペン「POSCA」を使ってトートバッグにイラストを描き、コーヒー染めをすることで、世界でひとつのオリジナルトートバッグ作りをします。子供も大人も楽しめるワークショップを通じて、日常に簡単に取り入れられるアップサイクル方法や抽出後のコーヒー粉の利用を提案するだけでなく、“書く(かく)・描く(えがく)”ことを表現し体験できるo-i STUDIOにて今回のイベントを実施することで、表現体験をきっかけとした人と人とのつながりを創出し、新たな出会いやコミュニケーションの機会を提供します。
「コーヒー×文房具でアップサイクル!夏休み親子体験イベント」内容について
イベントは小学生の親子を対象とし、抽出後のコーヒー粉を用いてSDGsについて考えます。廃棄するはずだったものをアップサイクルすることで、新たな価値を生み出し、日常生活の中で活用できる方法について親子で考える時間を設けます。その後、アップサイクルをより身近に体験し、学びを深めるために、実際にカプセル式ドリップコーヒーマシン「DRIP POD YOUBI」でコーヒーを淹れ、使用した専用カプセル(コーヒー粉)からコーヒー液を抽出し、コーヒー染めを行います。コーヒー染めを行うだけでなく、POSCAを用いてトートバックに自由にイラストを描くことで、ものへの愛着が湧き、コーヒー染めの風合いも相まって世界でひとつだけのオリジナルトートバッグを作ることができます。
さらに、オリジナルトートバッグ作りのあとには、o-i STUDIOで自由に文房具などを利用し、自宅でも簡単に実践できる抽出後のコーヒー粉の利用方法として消臭剤や脱臭剤作りを行うことも可能です。
親子で実践することにより、子供も大人も楽しい創作活動になるだけでなく、学びの楽しさを共有し、学習意欲を高めることで、イベント後も日常生活に取り入れられるようなSDGs体験の場を提供します。
※イベントイメージ
イベント概要
抽出後のコーヒー粉(コーヒーグラウンズ)への着目理由
日本のコーヒー消費量は年間約40万トン(2023年)※1で、コーヒー市場は堅調に推移しています。それに伴い、抽出後のコーヒー粉の発生量も自ずと増加していると推察され、全日本コーヒー協会では抽出後のコーヒー粉を資源として有効活用することを推奨するなど、コーヒー業界全体でも活用が進んでいます。
UCCでは、飲料製品製造工場での製造時に、レギュラ—コーヒーを抽出する際に排出される抽出後のコーヒー粉をバイオマスボイラーの燃料として工場にて利用したり、植物の肥料として再利用するリサイクルループを構築するなど、様々な取り組みを行っています。また抽出後のコーヒー粉における脱臭効果があることも研究結果から明らかになっており、活性炭より優れた脱臭効果があることがわかりました。抽出後のコーヒー粉に含まれるメラノイジンと呼ばれる成分が関与していると推測されており、特にアンモニアに対しては活性炭の約5倍の効果を発揮します。※2.3抽出後のコーヒー粉の活用方法は今後も増えていくことが予想され、その可能性をより多くの方に知っていただき、活用していただきたいと考えています。
※1:全日本コーヒー協会「日本のコーヒー需給表」 https://coffee.ajca.or.jp/pdf/data-jukyu202405.pdf
※2:UCC「コーヒー抽出残渣の脱臭効果とメカニズムの推察」(2023年9月7日発表) https://www.ucc.co.jp/company/research/future/coffeegrounds.html
抽出後のコーヒー粉に関する取り組み事例
・抽出後のコーヒー粉に関するサステナブルな取組み事例|UCCサステナビリティチャレンジ | UCCのサステナビリティ|UCCのサステナビリティ | コーヒーはUCC上島珈琲
・上島珈琲店が取り組むサステナビリティ 抽出後のコーヒー粉を資源として活用したアップサイクルトレイを導入開始 | コーヒーはUCC上島珈琲
三菱鉛筆株式会社について
1887年(明治20年)の創業以来、「最高の品質こそ 最大のサービス」を社是として、“書く・描く“ことにこだわり、お客様に信頼される製品を提供し、新しい付加価値の提案を続けてまいりました。60年以上のロングセラー『uni(ユニ)』に代表される鉛筆、なめらか油性ボールペン『ジェットストリーム』など、世界中でご愛顧いただいております。さらに、創業150年にあたる2036年に向け、ありたい姿2036(長期ビジョン)として「世界一の表現革新カンパニー」になることを掲げ、「生まれながらにすべての人がユニークである」という信念に基づき、“書く・描く”ことを通じて、世界中のあらゆる人々の生まれながらに持つ個性と創造性を解き放つというお客様への提供価値を具現化することを目指しています。
o-i STUDIOについて
三菱鉛筆の「世界一の表現革新カンパニー」になるというありたい姿2036の実現に向けて、より気軽に“書く・描く”ことを通じた表現を体験できる場をご提供する空間としてo-i STUDIOを2024年4月にオープンしました。
o-i STUDIOでは、“書く・描く”を通じた様々な表現体験に触れる機会を多数ご用意しており、表現によって人それぞれのユニークを引き出し、人々がつながり、共感し合うことができる空間を目指しています。さらに、表現体験をきっかけとした人と人とのつながりを創出することで地域社会との結びつきを深め、社会に根ざした事業活動を実現するとともに、地域社会の活性化に貢献することを目指しています。
カプセル式ドリップコーヒーマシン「DRIP POD YOUBI」とは
「DRIP POD YOUBI」は、食とデザインを軸として、感性を大切にした良質なライフスタイル事業を手がける株式会社ウェルカムと共同開発したフラグシップモデルです。空間・プロダクトデザイナーの二俣公一氏がマシンデザインを手掛け、どこでも気軽に持ち運べるキャリーハンドルが特徴的です。またUCC公式スマートフォンアプリ『COFFEE CREATION』とBluetooth連携することで、マシン機能で抽出できる抽出レシピに加え、日本や世界の抽出競技会で活躍するUCCグループのコーヒーのスペシャリストが作った抽出レシピ「プロレシピ」での抽出が可能になり、マシン機能のみで抽出できるレシピと合わせて100通り以上の飲み方が楽しめます。カプセルごとの味わいの楽しみ方をさらに広げ、お気に入りの味わいだけでなく新たなコーヒーのおいしさに出会い、自由なコーヒータイムを叶えます。
【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
UCCドリップポッドPR事務局(プラチナム内)
川﨑・竹之内・山田・垣花・奥・島田
<TEL>03-5572-6072(奥携帯:050-5475-4055)
<MAIL>ucc_drippod2023@vectorinc.co.jp